【インドア】自作パソコンのすゝめ

AMD Ryzen 5 インドア
スポンサーリンク

 皆さん、パソコンに満足していますか?
 こんにちは、テンコです。
 御来屋もテンコも、どっちも愛機は自作してます。折角なので、自作パソコンって楽しいよ!ってことを紹介したいと思います。

自作パソコンとは

テンコの愛機

 自作パソコンは、ケースやCPUなどのパーツを個別に準備し、自分で組み立てて作るパソコンのことです。電器店に置いてあるような、いわゆるメーカー製パソコンと違い、外観にこだわったり、性能を突き詰めたりと好きなように組み立てられるのが特徴…とテンコは思っています。
 先代の愛機は2010年末に組み立てたものなので、実に8年以上も現役で活躍してくれました。ありがとう…そしておやすみなさい。

 ちなみに、テンコの考える自作パソコンのメリットはこんな感じです。

自作パソコンのメリット

  • 高性能で安く作れる
  • 壊れても自分で直せる
  • いらないアプリが入っていない
  • 作って楽しい!

 考えればいろいろ出てくる気もしますけど、やっぱり自分で組み立てるのは楽しいからですね!
 パズルとかプラモと同じく、ものづくりの一環として非常に気に入っています。それなりにお金もかかるものなので、達成感もありますし。

 ただ、自作パソコンに向かない方も居ますので、安易に手を出すと危険です。

自作パソコンのデメリット

  • パソコン(いわゆるDOS/V機)の基礎知識が必要
  • 壊れたら自分で直さないといけない
  • アプリが何もない
  • 頼れるのは自分だけ

 何にせよ、知らないことには作れませんし、自作だと電器店に持ち込むこともできません。動かなくても、悪いところを教えてくれる人は居ません。
 当然、組み立ての最中に壊してしまう可能性もありますし、そうなると買い直すしかありません。
 特に気を付けないといけないのが、詳しい人が身近に居るからと言って、頼れるわけではないということです。高価な精密機械ですので、普通は他人のパソコンを触りたくないですし、壊れても保証してくれません。

 不安があるなら、テンコは電器店で購入することをお勧めします。
 覚悟を持った者だけが、パソコンの自作を許されるのです。

パソコンを作る

 とはいえ、壊れて動かない!買い直しだ!ってなることはほとんどありませんので、気にせず手を出してもいいと思います。少なくとも、御来屋とテンコは2人合わせて6台以上作ってきましたし、コンピュータ部時代にも何台も組み立てましたが、パーツが壊れて困ったことは一度もありません。
 パソコン組もうぜ!

必要なパーツ(一部)と佇むペンギン

パーツを選ぶ

 で、パソコンを作るのにどんなものが必要かというと。

  • ケース
  • 電源
  • マザーボード
  • CPU
  • メモリ
  • ディスク(SSDやHDD)
  • 光学ディスクドライブ
  • ディスプレイ
  • キーボード・マウス
  • Windows OS

 最低限、上記を揃えれば動くパソコンを作ることができます。
 ピンからキリまでありますが、全て揃えて10万円といったところです。安い(そして性能の低い)パーツを選べば、もっと値段を抑えることもできますが、不満が残るのでお勧めしません。
 ちなみに、電器店で同程度の性能のパソコンを買おうと思うと、おおよそ1.2~1.5倍くらいの値段になることがほとんどです。店によっては2倍以上になることも…。ただ、その値段が保証料みないなものですので、やっぱり自信がない人はメーカー製パソコンをお勧めします。なんたって、聞けば教えてくれますから。

組み立てる

 詳しいことを書き出すとキリが無いので、細かいことは別の記事にするとして、パソコンを組み立てましょう。難しくないですよ、楽しいですよ。
 必要なパーツを、決められた場所に差し込むだけです。

だいたいこんな感じ

 一番下が、パーツを差し込むマザーボード。板です。汗を垂らすと一発アウトなので、気を付けましょう(基本、電気製品なので、汗が付くと終わりです)。
 上の方のファンが、CPU(正確にはCPUファン)です。その右にメインメモリが刺さっています。
 真ん中のでっかい板は、グラフィックカードです。ゲームをするなら必須ですが、しないなら要りません。最近はCPUとグラフィックチップが両方そなわり最強に見える製品がありますので、そっちを選びましょう。
 今回組み立てたパソコンはまた紹介するとして、まずは自作パソコンの組み立て方を説明します。

ケースに電源とドライブを突っ込む

 最初に、パソコンケースに電源とドライブ(SSD、HDD、光学ドライブなど)を突っ込みます。
 電源付きのケースを選ぶか、別々に買うかはお好みで。
 通常、5インチベイと呼ばれる場所に光学ドライブを、内蔵3.5インチベイと呼ばれる場所にSSDやHDDを組み込みます。ネジで固定するだけなので、そんなに難しくありません。
 たまにパーツの(主にケースの)クリアランスが悪くてガタガタしたりネジ穴が合わなかったりしますが、安いパーツを買った代償ですので諦めてください。無理やり嵌めればなんとかなります。

マザーボードとCPUとメモリをくっつける

 次に、パソコンの心臓部、マザーボード・CPU・メモリを組み立てます。
 静電気が飛んだり、汗がついたり、重いパーツを落としたりすると壊れますので、気を付けましょう。
 マザーボードを箱から出し、CPUを装着、CPUファンを載せます。ネジなどでしっかり固定し、ファンの電源ケーブルを刺します。その後、メモリスロットにメモリを突き刺します。
 CPUは最重要パーツですが、CPUファンをちゃんと付けておかないと熱暴走でまともに動かなかったりします。ファンなしで動かすと、平気で90℃を超えてそのまま止まります。一昔前だと目玉焼きが焼けるなんて揶揄されたりしていた、超高温パーツです。
 あと、メモリは差し込みが甘いと怒られます(ピーピー鳴く)。メモリの接触不良、御来屋もテンコも毎回のようにやらかしてますので、優しく、丁寧に、力強く、思いっきり突き刺しましょう。

ケースにマザーボードを嵌める

先代機。ケーブルがニョロニョロしてます。

 マザーボードの準備ができたら、落とさないようにしっかり持って、ケースにはめ込みます。ネジでしっかり止めましょう。CPUファンを載せたマザーボードは結構な重さがあるので、手を滑らせないように。
 ケースに嵌めたら、配線します。
 電源スイッチやLEDのコードを挿し、SATAケーブルを配線し、電源ケーブルを突き刺します。
 ケーブル類の取り回しは重要です。エアフローとかもあるんですが、何より、CPUファンに当たらないように十分注意してください。ファンが止まると、CPUが…。

 ちなみに、写真のケースは「フルタワー型」というサイズで、かなり大きめのものになります。もう少し小さい「ミドルタワー型」や、細長い「スリム」やコンパクトな「ミニ」、真四角の「キューブ」など、いくつか種類があるので好きなものを選びましょう。
 ただし、小さいケースはそれだけ制約もありますし、何より組み立てるのが大変だったりしますので、まずは「ミドルタワー」をお勧めします。(フルタワーはでかくて邪魔。)

周辺機器を接続する

新PCはめっちゃ光る…!

 ここまでくればあと少し。
 ディスプレイやマウス・キーボード、電源ケーブルやLANケーブルなどを挿し、いざ!

 接触不良とかあると、当然ですが起動しません。今回、テンコはメインメモリの接触不良をやらかしていましたので、ダメでした。
 マザーボードに小さいスピーカーを付けておくと、おかしいときにピーピー鳴って教えてくれるんですが、最近は同梱されていないので地味に困ります。
 そんなときは、いろんなパーツを付けたり外したりして、原因を探ります。テンコはグラボを付けたり外したり、メモリを付けたり外したり、何度もトライしてやっと見つけました。ううむ、スピーカーがあればもうちょっと楽に探せたんですが…。常備しておくか…。

OSをインストールする。ドライバを突っ込む

 起動を確認したら、最後にOS(一般的にWindows)をインストールします。
 これが無いと、さすがに使えませんので。
 最新のWindowsを買って入れましょう。(Windowsが嫌ならLinuxを使ってください。)
 Windows 10だと画面の指示に従って操作すれば、ちょいちょいでセットアップ完了です。起動したら、最後に各パーツの最新ドライバを突っ込みましょう。
 大抵は、メーカーのHPに最新版が置いてあります。
 マザーボードの最新ドライバや、グラフィックカードのドライバあたりでしょうか。

自作パソコンのすゝめ

 ここまで書いておいてなんですが、自作パソコンは特殊な趣味だと思っています。ですので、積極的に布教するつもりは全くありません。
 へ~、こんな感じで作ってるのか~、みたいなふわっとした感想を持っていただければ幸いです。
 メーカー製パソコンに不満を持っている方がいらっしゃいましたら、自作パソコンを考えてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました