先日、とあるIngress Agentの方から超有名駅弁おぎのやの「峠の釜めし」の釜をいただきました。こんにちは、御来屋です。
これでやりたかったことが一つ。
「メスティンと釜めしで炊いたご飯は、果たしてどちらが美味いのか?」
本気で対決させてみました。
メスティンでご飯を炊く
我が家で使っているメスティンは、本家トランギアのTR-210(ラージではないほう)です。もちろんバリ取りとシーズニング済み。
炊飯方法に関しては様々なページで様々な方法が書かれていますが、『山と食欲と私』で紹介されている
はじめマックス
『山と食欲と私』1巻108~109ページより一部引用
ププッと吹いたら
グッとこらえて15分
まもなくチリチリおどろいて
火から飛び降り10分ムラムラ
が最もわかりやすく、覚えやすいと思います。
この通りにやるだけで本当に失敗なく美味しく炊ける。すごい。
米1合に対し、水はメスティンの側面にあるリベット(ぽちぽち)の半分くらい。
あとは沸騰するまで最大火力、吹きこぼれてきたら超弱火で15分、チリチリと音がしてきたら火を止めてメスティンを下ろし、蓋を開けずに10分蒸らせば完成です。
おぎのやの釜(峠の釜めし)でご飯を炊く
この釜は、製造販売元のおぎのやさんが公式サイトで美味しいごはんの炊き方を紹介しているので、その手順に倣って進めましょう。
釜が重量のため、一体型のシングルバーナーを使用すると落下する可能性があり、たいへん危険です。
五徳に安定して乗せられるガスコンロを使うと良いでしょう。上の写真では、イワタニの「カセットフー マーベラスII」を使用しています。
炊けたのでいざ対決!
見た目
それぞれの容器に入ったままの状態だと正直全然違いがわかりませんが、お椀に盛ると一目瞭然。おぎのやは土鍋で炊いた時特有のおこげが見事にできています。
味も含め、このおこげは個人個人の好みですね。
味
どっちも美味い!
……んですが、冷めてきてからはおぎのやに軍配でしょうか。こちらのほうが、冷えてきてからも味を確かに感じられます。
どうしても食材がすぐに冷めてしまう秋冬は、釜飯のほうが長く美味しく楽しめると思います。
メスティンVS峠の釜めし まとめ
どちらも一長一短。各々のメリットを挙げると以下のようになるかなぁ。
- メスティンのメリット
- とにかく荷物が軽く、小さくまとまる
- 応用が幅広く、炊飯だけでなく煮たり蒸したりもできる
- ツーリングキャンプや登山向き
- 釜飯のメリット
- 冷めても美味しく食べられる
- おこげを楽しめる(これは個々人の好みあり)
- 多少荷物が重くなっても良いキャンプ向き
こんな感じです! 皆様のお好みやスタイルに合わせて、楽しいキャンプ時間をお過ごし下さい。
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